ロマンスカー・はこね完全ガイド|新宿〜箱根湯本の停車駅・展望席・箱根への旅
💡 まずはここだけ!3つの要点
- 小田急電鉄が運行する、新宿〜箱根湯本の特急ロマンスカー。箱根観光の定番アクセス
- GSE(70000形)の先頭にある前面展望席が人気。窓口・ネットでの早めの予約が安心
- 新宿〜箱根湯本は乗り換えなしでおおよそ1時間25分前後が目安(速達のスーパーはこねはより短い)
ロマンスカー・はこねは、新宿と箱根湯本を結ぶ小田急電鉄の特急です。 箱根への王道アクセスとして長年親しまれ、GSE(70000形)の前面展望席は今も鉄道好き・旅行好きの憧れ。 停車駅・車両・座席タイプ・予約のコツから、箱根登山鉄道への乗り継ぎや観光プランまで解説します。
ロマンスカー・はこねとは
「はこね」は、小田急電鉄の特急ロマンスカーのうち、新宿〜箱根湯本を結ぶ列車の愛称です。 ロマンスカーは1957年に登場した3000形「SE車」以来、世代ごとに新型車両を投入してきた小田急の看板列車で、 その代名詞ともいえるのが、運転席を2階に上げて先頭を客席にした「前面展望席」です。 箱根観光のメインルートを担い、新宿から乗り換えなしで温泉地・箱根の玄関口まで運んでくれます。
箱根方面のロマンスカーには、停車駅の多い「はこね」のほか、停車駅をしぼった速達タイプの「スーパーはこね」があります。 また、東京メトロ千代田線に直通する「メトロはこね」など、発着区間の異なる列車も運行されています。 本記事では、新宿発着の「はこね」「スーパーはこね」を中心に紹介します。
運行会社と運行区間
- 運行会社: 小田急電鉄
- 運行区間: 新宿〜箱根湯本(小田原線・箱根登山線直通)
- 使用車両: GSE(70000形)、EXE・EXEα(30000形)など
- 運行頻度: 日中はおおむね1時間に1〜2本程度(時間帯・曜日により変動)
- 所要時間: 新宿〜箱根湯本でおおよそ1時間25分前後が目安(スーパーはこねはより短い)
新宿を出たロマンスカーは小田急小田原線を西へ進み、小田原から先は箱根登山線に乗り入れて箱根湯本へ向かいます。 途中の小田原までは通勤路線らしい市街地を走り、小田原を過ぎると車窓に山並みが近づいてくるのが箱根行きらしいところです。
停車駅と運行イメージ
「はこね」は主要駅にこまめに停車するタイプ、「スーパーはこね」は停車駅をしぼった速達タイプです。 停車パターンは列車ごとに異なるため、ここでは代表的な停車駅を矢印でつないだ概略として示します。 実際の発着時刻はダイヤ改正で変わるため、最新の時刻は 小田急電鉄(ロマンスカー公式) の時刻案内でご確認ください。
下り(新宿 → 箱根湯本)の主な停車駅
新宿 → 新百合ヶ丘 → 町田 → 相模大野 → 本厚木 → 秦野 → 小田原 → 箱根湯本
上に挙げたのは「はこね」の代表的な停車駅です。 速達タイプの「スーパーはこね」は途中駅をさらにしぼり、新宿から小田原までノンストップに近い形で運行される便もあります。 どの駅に停まるかは列車ごとに異なるので、乗車する便の時刻表をご確認ください。
上り(箱根湯本 → 新宿)の主な停車駅
箱根湯本 → 小田原 → 秦野 → 本厚木 → 相模大野 → 町田 → 新百合ヶ丘 → 新宿
上りも停車パターンは列車によって異なります。 箱根湯本〜小田原の区間は箱根登山線で勾配やカーブが続くため、同じロマンスカーでもこの区間はゆったりとした走りになります。
車両と座席タイプ
箱根方面のロマンスカーの主役は、2018年にデビューした GSE(70000形)です。 オレンジ(ローズバーミリオン)の車体に大きな窓が連なり、先頭車には小田急の伝統である前面展望席を備えています。 このほか、4両・6両に分割して多客に対応できる EXE・EXEα(30000形)など、複数の世代の車両が運用に入ります。 どの車両が充当されるかは日によって異なるため、展望席を狙う場合は予約時に車両・座席を確認すると確実です。
座席・シートの種類(目安)
| タイプ | 特徴 | 車両例 |
|---|---|---|
| 前面展望席 | 先頭車の最前列。運転席を上階に上げ、前面ガラス越しに線路の眺めを楽しめる人気席 | GSE |
| 一般席(GSE) | 2+2列の回転リクライニングシート。天地の大きな側窓で車窓を広く楽しめる | GSE |
| 一般席(EXE・EXEα) | 観光と通勤の両用を意識したゆったりシート。分割運転に対応した編成 | EXE / EXEα |
料金の目安
ロマンスカーに乗るには、乗車券に加えて特急券(ロマンスカー特急券)が必要です。 前面展望席も同じ特急料金で利用できますが、座席数が少なく人気が高いため、発売と同時に埋まりやすい席です。 具体的な金額は区間や時期によって変わるため、購入時に最新の情報をご確認ください。 箱根を周遊するなら、小田急の「箱根フリーパス」など企画乗車券との組み合わせもおすすめです。
ロマンスカー・はこねが選ばれる3つの理由
1. 前面展望席——運転士気分で味わう車窓
ロマンスカー最大の魅力は、なんといっても先頭の前面展望席です。 運転席を2階に持ち上げた独特の構造により、最前列からは線路がまっすぐ伸びていく迫力ある眺めが広がります。 大人も子どもも夢中になるこの席は座席数が限られているため、確実に乗りたい場合は早めの予約が安心です。
2. 新宿から乗り換えなしで箱根の玄関口へ
新宿から箱根湯本まで、ロマンスカーなら乗り換えなしで到着できます。 大きな荷物を抱えての乗り換えがないのは、温泉旅行や家族連れの移動では大きな安心材料です。 箱根湯本からは箱根登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・芦ノ湖の遊覧船へと、箱根の周遊ルートがつながっています。
3. 高頻度運転で計画を立てやすい
箱根方面のロマンスカーは日中おおむね1時間に1〜2本程度運行されており、出発時刻の自由度が高いのが特徴です。 万が一1本乗り遅れても次の便まで大きく待たずに済むため、旅行プランを組みやすく、現地での予定変更にも対応しやすくなっています。
箱根の旅行プラン例
箱根湯本に着いてから、箱根エリアをめぐる旅のプランをざっくりと紹介します。 宿の予約は楽天トラベルでエリアや温泉のタイプから絞り込んで探すと便利です。
- 箱根湯本温泉: 箱根の玄関口に広がる温泉街。駅周辺に日帰り湯やみやげ物店が集まり、到着後すぐに温泉気分を味わえる
- 大涌谷: 噴煙が上がる箱根を代表する景勝地。名物「黒たまご」が知られる。箱根登山鉄道+ケーブルカー+ロープウェイでアクセス
- 芦ノ湖・箱根海賊船: 湖上から富士山を望めることもある観光船。元箱根・箱根町・桃源台の各港を結ぶ
- 箱根神社(芦ノ湖畔): 湖の中にそびえる「平和の鳥居」が有名な古社。芦ノ湖の遊覧とあわせて訪れたい
- 彫刻の森美術館: 屋外に彫刻が点在する野外美術館。箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩圏内
- 強羅エリア: 箱根登山鉄道の終点・強羅を拠点にした温泉・宿のエリア。ケーブルカーへの乗り継ぎ拠点でもある
予約・チケット入手のコツ
ロマンスカーは全車指定席のため、乗車には事前に特急券を用意しておくと安心です。 とくに前面展望席や、週末・連休・紅葉シーズンの箱根方面は人気が集中するため、計画が決まったら早めに手配しておきましょう。
発売開始と予約方法
- 発売開始: 乗車日の1ヶ月前から(前面展望席は発売直後に埋まりやすい)
- 主な予約手段:
- 小田急のネット予約サービス「ロマンスカー@クラブ」(会員登録で発売開始と同時に手配しやすい)
- 小田急各駅の特急券うりば・自動券売機
- 主要な旅行代理店
取りやすさのコツ
- 前面展望席を狙うなら、発売開始の1ヶ月前・午前の早い時間にネット予約をねらう
- 週末・連休・紅葉シーズンの箱根方面は早期に埋まりやすい
- 平日や時間帯をずらすと、当日でも座席に余裕があることが多い
- 展望席にこだわらなければ、一般席は比較的手配しやすい傾向
よくある質問
Q. 「はこね」と「スーパーはこね」は何が違いますか?
どちらも新宿〜箱根湯本を結ぶロマンスカーですが、「スーパーはこね」は停車駅をしぼった速達タイプで、所要時間が短いのが特徴です。 「はこね」は主要駅にこまめに停車するため、途中駅からの利用に向いています。 どちらを選ぶかは、乗車駅と所要時間のバランスで決めるとよいでしょう。
Q. 前面展望席はどうすれば乗れますか?
前面展望席はGSE(70000形)の先頭車に設けられた座席で、ほかの席と同じ特急料金で利用できます。 ただし座席数が少なく人気が高いため、発売開始のタイミングでネット予約をするのが確実です。 なお、運用される車両は日によって異なり、必ずしも全列車に展望席があるわけではない点にご注意ください。
Q. 箱根湯本から先はどう移動しますか?
箱根湯本から先は、箱根登山鉄道で強羅へ、さらにケーブルカー・ロープウェイ・芦ノ湖の遊覧船へと乗り継いで周遊するのが一般的です。 これらをまとめて利用できる小田急の「箱根フリーパス」を使うと、移動のたびに切符を買う手間が省けて便利です。 2026年6月時点の対象範囲や価格は公式サイトでご確認ください。
関連情報
本ガイドは2026年6月時点の情報をもとに作成しています。 ダイヤ改正・車両運用変更・運休等の最新情報は、運行会社の公式サイトをご確認ください。
- 運行会社公式: 小田急電鉄(ロマンスカー公式)
- 箱根の周遊・企画乗車券: 小田急電鉄(ロマンスカー公式)