うずしお完全ガイド|高松〜徳島の停車駅・2600系/2700系・高徳線で徳島を結ぶ特急の乗り方と岡山からの乗り継ぎ

最終更新: 2026年10月 / カテゴリ: 路線詳細 / 特急

うずしお完全ガイド

💡 まずはここだけ!3つの要点

🙋‍♂️
うずしおって名前、やっぱり渦潮から来てるんやろな〜。徳島って新幹線通ってへんのに、こんな特急でスッと行けるんは知らんかったわ

うずしおは、高松から徳島までを、高徳線(こうとくせん)を経由して結ぶJR四国の特急列車です。列車名は鳴門海峡の名物「渦潮(うずしお)」にちなみ、新幹線が乗り入れない徳島県と、高松方面をつなぐ大切な足として親しまれています。 この記事では、うずしおの走るルートと運行イメージ、2600系・2700系という車両、2025年に岡山への直通がなくなった経緯と岡山からの乗り継ぎ方、主な停車駅、予約のコツから、鳴門の渦潮・大塚国際美術館や阿波踊りといった徳島・鳴門の観光プランまで解説します。

ご注意: 本記事の情報は2026年10月時点のおおよその目安です(2025年3月のダイヤ改正の内容を反映しています)。 実際の運行時刻・運行状況・停車駅や座席の設備、車両の運用、指定席・自由席の扱いは JR四国(四国旅客鉄道) 等の公式情報でご確認ください。 ※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

うずしおとは — 鳴門の渦潮を名にした、徳島をつなぐ特急

うずしおは、香川県の高松と徳島県の徳島を、高徳線という路線で結ぶ特急です。高松を出た列車は、屋島・志度・三本松・引田と讃岐平野の海沿いを東へ進み、県境を越えて徳島県に入り、板野・池谷・勝瑞を経て終点の徳島へと至ります。かつては一部の列車が岡山から瀬戸大橋を渡って徳島まで直通していましたが、2025年3月のダイヤ改正で岡山発着がなくなり、いまは全列車が高松〜徳島の運転です。列車名の「うずしお」は、鳴門海峡に生まれる世界最大級の渦潮にちなんだ愛称です。

徳島県は、四国のなかでも新幹線が乗り入れていない県のひとつです。そのため、本州から徳島へ鉄道で向かうときは、山陽新幹線で岡山まで来て、快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡って高松へ、そこからうずしおに乗り継ぐルートが軸になります。うずしおは、地元の高松〜徳島の日常の足であると同時に、本州と徳島を結ぶ「橋渡し役」でもある——観光にも生活にも欠かせない、徳島の背骨のような特急なのです。

🙋‍♂️
前は岡山から徳島まで一本で行けたらしいけど、今は高松で乗り換えなんやな。マリンライナーで瀬戸大橋渡ってからの乗り継ぎ、それはそれで旅っぽくてええやん

2600系・2700系 — 高徳線を走る車体傾斜と振り子のディーゼル特急

うずしおを走るのは、JR四国のディーゼル特急車両です。高徳線は電化されていない非電化路線のため、うずしおは電車ではなく気動車(ディーゼルカー)で運行されます。使われるのは、2017年に登場した2600系と、2019年に登場した2700系です。以前は2000系を改良したN2000系も走っていましたが、2025年3月のダイヤ改正以降、うずしおの車両はこの2形式に統一されています。

2600系は、空気ばねを使って車体を傾ける車体傾斜方式を採用した車両で、うずしおを中心に活躍しています。2700系は、カーブで車体を内側に傾けて速度を保つ振り子式のしくみを備えた車両。四国の鉄道はカーブの多い区間が多く、車体を傾けることでスピードを落とさずに走り抜けられるのが強みです。電車ではないのにカーブを軽やかに駆け抜ける俊足ぶりは、四国のディーゼル特急ならではの見どころです。2025年10月からは、リニューアルした2600系を使った「高徳線うずしおアンパンマン列車」も走っています(運転する列車は公式情報でご確認ください)。なお、うずしおはグリーン車のない普通車のみの編成で、指定席と自由席が設定されるのが基本です。

うずしおの走行を地図で見る

今、うずしおが高松〜徳島のどのあたりを走っているか、地図上のシミュレーション表示で確認できます。

マップを開く →

運行会社と運行区間

高松を出たうずしおは、讃岐平野の海沿いを東へ走り、県境を越えて徳島平野へと入っていきます。岡山からの直通がなくなったいまは、高松駅が本州からの旅の乗り継ぎ地点になります。

下り(高松 → 徳島)の主な停車駅

高松 → 栗林 → 屋島 → 志度 → 三本松 → 引田 → 板野 → 池谷 → 勝瑞 → 徳島

上に挙げたのは代表的な停車駅の一例で、列車によって停車駅は多少異なります。池谷(いけのたに)は鳴門方面へ向かう鳴門線の分岐駅で、鳴門公園(渦潮)方面へは池谷での乗り換えが目安になります。上りも同じ経路を徳島から高松へ向かって戻ります。 実際の発着時刻はダイヤ改正や季節の臨時運転で変わるため、最新の時刻は JR四国(四国旅客鉄道) 等の公式時刻表でご確認ください。

岡山からうずしおへ — 高松でマリンライナーから乗り継ぐ

うずしおは1988年の瀬戸大橋開通とともに誕生し、長く一部の列車が岡山発着で瀬戸大橋を渡っていました。しかし2025年3月15日のダイヤ改正で岡山発着の2往復が高松発着に変わり、うずしおが瀬戸大橋を渡ることはなくなりました。いま本州から徳島へ鉄道で向かう場合は、岡山で山陽新幹線から快速マリンライナーに乗り換えて瀬戸大橋を渡り、終点の高松でうずしおに乗り継ぐのが基本です。乗り継ぎの接続は列車によって異なるため、岡山からの行き帰りは、新幹線・マリンライナー・うずしおの3本をまとめて先に決めておくと安心です。なお関西方面からは、明石海峡大橋・大鳴門橋を渡る高速バスで徳島へ向かう方法も選択肢になります。

🙋‍♂️
電車ちゃうのに振り子でカーブを攻めるって、なんか通っぽくてええな。1時間ちょっとで高松から徳島やったら、うどん食うてから渦潮見に行くのもいけるやん

讃岐平野から吉野川へ — うずしおの車窓

うずしおの車窓は、瀬戸内の海沿いから徳島平野の田園へと、少しずつ表情が移っていくのが楽しいところです。高松を出てしばらくは、屋島の台形のシルエットや、志度湾ごしの穏やかな瀬戸内海が広がります。海沿いの町並みと、遠くに浮かぶ島々ののどかな眺めは、讃岐路らしいやわらかな風景です。

引田のあたりから県境を越えて徳島県に入ると、風景は田園と山あいへと変わっていきます。板野・池谷を過ぎ、勝瑞から徳島にかけては、四国最大級の大河・吉野川がつくる広い平野が広がります。本州から向かう場合は、高松までのマリンライナーで瀬戸大橋を渡ります。瀬戸内海に浮かぶ島々と、行き交う船を見下ろす橋上の車窓は、うずしおに乗る前の前菜として、四国へ渡る旅の高揚感を味わわせてくれます。

車両と座席・料金の目安

うずしおは、グリーン車のない普通車のみで構成され、指定席と自由席が設定されるのが基本です。高松〜徳島はおよそ1時間と、乗車時間は比較的コンパクト。とはいえ観光シーズンや通勤時間帯は混み合うこともあるので、確実に座って移動したいなら指定席が心強い存在です。

座席・設備の種類(目安)

タイプ特徴区分
普通車指定席 座席をあらかじめ確保できる指定席。観光シーズンや帰省時期、本州からの乗り継ぎで座席を確実にしたいときに安心。混雑期はこちらが心強い 確実に座りたい人向け
普通車自由席 空いていれば手軽に乗れる自由席。短めの区間の移動や、時間を選ばず気軽に乗りたいときに便利 気軽に乗りたい人向け

上の表は代表的な構成を整理したもので、座席の区分や設備、指定席・自由席の扱いは車両や列車によって変わることがあります。詳しくは公式サイトの車両・座席案内でご確認ください。

料金の目安

うずしおに乗るには、乗車券に加えて特急券が必要です。岡山から乗り継ぐ場合も、乗車券は岡山から徳島まで通しで購入できます。特急券の扱いは乗り継ぐ列車によって変わるため、購入時にご確認ください。往復の割引きっぷや、宿とセットになったお得なプラン(旅行商品)が用意されていることもあり、うまく使うと個別に手配するより手軽で割安になる場合があります。 具体的な金額は区間・時期・きっぷの種類によって変わるため、購入時に最新の情報をご確認ください。徳島や鳴門に泊まる場合は、往復の交通と宿を合わせて手配すると計画が立てやすくなります。 宿の予約は楽天トラベルで、徳島市内の宿や、鳴門・渦潮の見える宿から絞り込んで探すと便利です。

🙋‍♂️
大塚国際美術館ってあの陶板で名画ぜんぶ再現してるとこか! 渦潮とセットで一日つぶせそうやな。徳島ラーメンにすだち...アラフォーの腹には優しくないけど食べたいぞ

うずしおで行く徳島・鳴門の旅 — 渦潮・美術館・阿波踊り

うずしおの魅力は、高松から徳島まで一本で届き、そこから鳴門の渦潮や徳島市街、周辺の見どころへと旅を広げていけること。終点の徳島はもちろん、少し足を延ばせば個性豊かなスポットが点在しています。

徳島・鳴門の宿や、阿波踊り・渦潮観光の拠点になる宿を、料金やポイントで見比べて探すなら

楽天トラベル じゃらんnet

※ 広告(アフィリエイトリンク)です

途中下車で楽しめるスポット

うずしおは、終点まで行かずに途中の街で降りるのも楽しい列車です。讃岐路の海辺や、徳島へ向かう沿線に、旅心をくすぐる寄り道先が点在しています。

讃岐平野から徳島へ、高徳線を走るうずしお

マップ上で、うずしおの走行をシミュレーションでご覧いただけます。

マップで走行を見る →

予約・チケット入手のコツ

うずしおは、高松〜徳島の日常の足であると同時に、本州と徳島を結ぶ観光・帰省の需要も集まる列車です。鳴門の渦潮や大塚国際美術館などの人気スポットを控えていることもあり、行楽シーズンや連休、年末年始やお盆の帰省時期、そして徳島の夏の一大イベント阿波踊りの時期には指定席が埋まりやすくなります。繁忙期は、うずしおと宿を早めに押さえておくと安心です。

発売開始と予約方法

取りやすさのコツ

🙋‍♂️
徳島って今まで遠いイメージやったけど、岡山経由でこんなに行けるんやな。次の連休、うずしおで渦潮を見に行くの、本気で計画してみたいぞ!

よくある質問

Q. うずしおにグリーン車はありますか?

うずしおは、グリーン車のない普通車のみの編成で運行されるのが基本です。座席は指定席と自由席が設定されます。高松〜徳島はおよそ1時間と乗車時間は比較的短めなので、確実に座りたいときは指定席を選んでおくと安心です。最新の座席区分は公式情報でご確認ください。

Q. 本州(岡山)から徳島へはうずしおで行けますか?

岡山からうずしおに直接乗ることはできません。2025年3月のダイヤ改正で岡山発着のうずしおがなくなったため、岡山から快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡って高松へ行き、高松でうずしおに乗り継ぎます。徳島県は新幹線が通っていないため、山陽新幹線で岡山まで来て、マリンライナーとうずしおを乗り継ぐのが本州からの主な鉄道ルートです。接続は列車によって異なるので、事前に時刻を確認しておくとよいでしょう。

Q. うずしおと剣山・むろとはどう違いますか?

うずしおは高松から高徳線で徳島を結ぶ列車、剣山(つるぎさん)は徳島から徳島線で阿波池田方面へ向かう列車で、徳島を起点に別々の方向へ走っています。牟岐線で阿南・牟岐方面へ向かっていた特急むろとは2025年3月のダイヤ改正で廃止され、いま牟岐線は普通列車のみです(経緯はさよなら特急むろとで振り返っています)。

関連情報

本ガイドは2026年10月時点の情報をもとに作成しています(2025年3月のダイヤ改正の内容を反映)。 ダイヤ改正・車両運用変更・運休等の最新情報は、運行会社の公式サイトをご確認ください。