はまかぜ完全ガイド|大阪〜浜坂・鳥取の停車駅・キハ189系・播但線と余部橋梁をゆく但馬海岸特急の乗り方

最終更新: 2026年9月 / カテゴリ: 路線詳細 / 特急

はまかぜ完全ガイド

💡 まずはここだけ!3つの要点

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城崎温泉って京都か大阪から行くもんやと思ってたけど、姫路から山越えで行くルートもあるんや〜。しかもディーゼル特急って渋いな

はまかぜは、大阪から神戸・姫路を経て、播但線(ばんたんせん)で中国山地を越え、山陰本線を日本海へ抜けて城崎温泉・香住・浜坂まで(一部は鳥取まで)を結ぶJR西日本の特急列車です。列車名は但馬(たじま)の海辺を吹き抜ける「浜風」にちなみます。同じ城崎温泉方面でも、大阪発のこうのとり(福知山線経由)や京都発のきのさき(山陰本線経由)とはまったく別のルートをたどり、香住・浜坂・鳥取という但馬海岸のさらに奥まで足をのばせるのが持ち味です。 この記事では、はまかぜのルートと運行イメージ、キハ189系という車両、生野の山越えや余部橋梁・日本海の車窓、大阪・三ノ宮・姫路・寺前・和田山・豊岡・城崎温泉・香住・浜坂といった停車駅、竹田城跡や湯村温泉・鳥取砂丘へのアクセス、予約のコツから城崎温泉・但馬海岸の旅プランまで解説します。

ご注意: 本記事の情報は2026年9月時点のおおよその目安です。 実際の運行時刻・運行状況・停車駅や座席の設備、車両の運用、指定席・自由席の扱いは JR西日本(JRおでかけネット) 等の公式情報でご確認ください。 ※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

はまかぜとは — 播但線で山を越え、日本海へ抜ける特急

はまかぜは、大阪と但馬(兵庫県北部)・鳥取方面を結ぶ特急です。大阪を出た列車は、三ノ宮・神戸と阪神間の街を走り、姫路までは電化された東海道・山陽本線をたどります。姫路からは播但線に入り、福崎・寺前を過ぎると山あいへ。生野の峠を越えて和田山で山陰本線に合流し、円山川に沿って豊岡・城崎温泉へ。さらに日本海ぞいを香住・浜坂とたどり、一部の列車は県境を越えて鳥取まで走ります。大都市の大阪から、山越えを経て日本海の但馬海岸へと、車窓ががらりと表情を変えていくのがはまかぜの旅です。

はまかぜの個性は、なんといっても播但線経由という道の選び方にあります。城崎温泉へ向かう特急というと、大阪から福知山線を走るこうのとりや、京都から山陰本線を走るきのさき・はしだてが本数も多く主役格。そんななかで、はまかぜは姫路から播但線で山を越える少数派のルートをとり、こうのとりやきのさきが通らない香住・浜坂・鳥取という但馬海岸の先まで直通します。本数はごく限られますが、「城崎温泉のもっと奥、日本海の町へ一本で」という需要に応える、独自のポジションを守る一本です。

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城崎で終わりじゃなくて、その先の香住や浜坂まで一本で行けるのがええな。カニの季節とか、こういう列車のありがたみが沁みるやつやろ

キハ189系 — 電化・非電化をまたいで走るディーゼル特急

はまかぜを走るのは、JR西日本の特急形気動車キハ189系です。播但線の寺前から先や山陰本線の一部には電化されていない区間があるため、電車ではなく、自力で発電して走るディーゼル特急が使われます。電化された大阪〜姫路と、非電化区間をまたいで一本で走り通せるのが気動車の強み。キハ189系は3両編成が基本・普通車のみ(グリーン車なし)で、指定席と自由席が設定されるのが基本です。2010年にデビューした比較的新しい車両で、それ以前に活躍した国鉄型のキハ181系からバトンを受け継ぎました。

大きな窓から生野の山並みや円山川、日本海の眺めを楽しめるのがキハ189系の魅力です。本数が限られる特急なので、確実に座りたいときや、城崎温泉・香住などで途中下車して観光を組み込むときは、指定席を選んでおくと安心です。カニのシーズンなどの繁忙期には、編成をのばして運転されることもあります。最新の車両運用や座席区分、編成両数は変わることがあるため、詳しくは公式サイトでご確認ください。

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電車じゃなくてディーゼルってところに旅感あるわ。エンジン唸らせて山越えていくの、乗ってる側はワクワクするやつやん

はまかぜの走行を地図で見る

今、はまかぜが大阪〜浜坂・鳥取のどのあたりを走っているか、地図上のシミュレーション表示で確認できます。

マップを開く →

運行会社と運行区間

はまかぜは、こまめに何本も走るタイプの特急ではなく、1日にわずか数本がゆったり行き交う特急です。本数がごく限られるぶん、まず乗る列車の時間を決めてから旅程を組み立てるのが鉄則。大阪側では新幹線(新大阪)や大阪環状線、姫路での乗り継ぎを意識するとアクセスの動線が見えてきます。城崎温泉から先の香住・浜坂・鳥取まで乗り通す場合は、行き帰りの本数がとくに限られるので、時刻の確認は念入りに。

下り(大阪 → 浜坂・鳥取)の主な停車駅

大阪 → 三ノ宮 → 神戸 → 姫路 → 福崎 → 寺前 → 生野 → 和田山 → 八鹿 → 江原 → 豊岡 → 城崎温泉 → 香住 → 浜坂 →(鳥取発着便のみ)岩美 → 鳥取

上に挙げたのは代表的な停車駅の一例で、列車によって停車駅は多少異なります。姫路までは山陽本線をたどり、姫路から播但線に入って生野の山越え。和田山で山陰本線に合流し、円山川ぞいに豊岡・城崎温泉へ下っていきます。城崎温泉から先は日本海に沿って香住・浜坂と進み、鳥取発着の列車だけがさらに県境を越えて岩美・鳥取まで走ります。上りも同じ経路を逆にたどって大阪へ戻ります。 実際の発着時刻はダイヤ改正や季節の臨時運転で変わるため、最新の時刻は JR西日本(JRおでかけネット) 等の公式時刻表でご確認ください。

姫路・和田山での接続 — 山陽新幹線や竹田城跡へ

はまかぜの旅で覚えておきたいのが、姫路と和田山での乗り継ぎです。起点は大阪ですが、姫路は山陽新幹線が停まる駅でもあり、岡山・広島方面や、新大阪で東海道新幹線に乗り継いだ遠方から、姫路まで新幹線で来てはまかぜに乗り換える、という組み立てもできます。また、播但線と山陰本線が交わる和田山は、「天空の城」として知られる竹田城跡への入口。竹田城跡の最寄りは播但線の竹田駅(普通列車)ですが、はまかぜで和田山まで来て、そこから普通列車やバス・タクシーで向かう旅もできます。

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和田山で降りたら天空の城・竹田城跡かぁ。雲海に浮かぶやつ、写真で見て憧れてたぞ。はまかぜでそこまで行けるんは知らんかったわ

生野の山越えから余部橋梁・日本海へ — はまかぜの車窓

はまかぜの車窓は、区間ごとにまるで違う顔を見せます。大阪〜姫路は阪神間の市街地と、明石海峡ぞいの街並み。姫路から播但線に入ると、田園ののどかな景色から、生野の峠へ向けて少しずつ山が迫ってきます。かつて銀山でにぎわった生野のあたりは、播但線のなかでも山深い区間で、ディーゼルエンジンをきかせて坂を越えていく手ごたえのある道のりです。

和田山で山陰本線に入ると、今度は円山川に沿ってゆるやかに下り、豊岡・城崎温泉の盆地へ。そして城崎温泉から先、香住と浜坂のあいだで待っているのが、はまかぜ最大のハイライト余部橋梁(あまるべきょうりょう)です。日本海を見下ろす高い橋の上を渡るこの区間は、かつての赤い鉄橋「余部鉄橋」を架け替えたコンクリートの橋で、橋のたもとには展望施設「空の駅」も整備されています。橋を渡るときに車窓いっぱいに広がる日本海の眺めは、但馬海岸ならではの絶景。山を越え、川を下り、最後に海へ抜けるという、変化に富んだ車窓こそがはまかぜの醍醐味です。

車両と座席・料金の目安

はまかぜは、グリーン車のない普通車のみで構成され、指定席と自由席が設定されるのが基本です。大阪〜城崎温泉はおよそ2時間半〜3時間、浜坂・鳥取まではさらに時間がかかり、車窓の移り変わりをゆっくり味わうのにちょうどよい乗車時間です。本数が限られるため、確実に乗りたい列車が決まっているなら、指定席で座席を押さえておくと安心。余部橋梁や日本海の眺めを狙うなら、進行方向と窓側を意識して席を選ぶのもおすすめです。

座席・設備の種類(目安)

タイプ特徴区分
普通車指定席 座席をあらかじめ確保できる指定席。本数が限られるはまかぜでは、乗る列車を決めて確実に座りたいときや、城崎温泉・香住などで降りて観光を組み込むときに安心 確実に座りたい人向け
普通車自由席 空いていれば手軽に乗れる自由席。区間利用や、時間を選ばず気軽に乗りたいときに便利。繁忙期は混みやすい 気軽に乗りたい人向け

上の表は代表的な構成を整理したもので、座席の区分や設備、指定席・自由席の扱い、編成両数は車両や時期によって変わることがあります。詳しくは公式サイトの車両・座席案内でご確認ください。

料金の目安

はまかぜに乗るには、乗車券に加えて特急券が必要です。姫路で山陽新幹線に乗り継ぐ場合も、きっぷは出発地から目的地まで通しで手配できます。往復の割引きっぷや、宿とセットになったお得なプラン(旅行商品)が用意されていることもあり、うまく使うと個別に手配するより手軽で割安になる場合があります。 具体的な金額は区間・時期・きっぷの種類によって変わるため、購入時に最新の情報をご確認ください。城崎温泉や香住・浜坂の温泉宿、少し足をのばして湯村温泉や鳥取に泊まる場合は、往復の交通と宿を合わせて手配すると計画が立てやすくなります。 宿の予約は楽天トラベルで、城崎温泉の外湯めぐりに便利な宿や、香住・浜坂のカニ宿などから絞り込んで探すと便利です。

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城崎で外湯めぐりして、香住でカニ食べて、余部橋梁で日本海ドーン...これは完全に勝ち確の旅程やろ。財布と相談やけども

はまかぜで行く旅 — 城崎温泉・但馬海岸・鳥取

はまかぜの魅力は、山越えの先にある但馬の名所を、一本の列車でたどっていけること。城崎温泉での外湯めぐりはもちろん、香住・浜坂のカニと温泉、余部橋梁の絶景、さらに鳥取砂丘まで、車窓の旅から観光へと自然につながっていきます。

城崎温泉の外湯めぐりに便利な宿や、香住・浜坂のカニ宿、湯村温泉の湯宿など、はまかぜの旅の拠点になる宿を、料金やポイントで見比べて探すなら

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途中下車で楽しめるスポット

はまかぜは、終点まで行かずに途中の街で降りるのも楽しい列車です。姫路から但馬海岸へと続く沿線に、旅心をくすぐる寄り道先が点在しています。

播但線を越えて日本海へ走るはまかぜ

マップ上で、はまかぜの走行をシミュレーションでご覧いただけます。

マップで走行を見る →

予約・チケット入手のコツ

はまかぜは、但馬の日常の足であると同時に、城崎温泉や香住・浜坂のカニ、余部橋梁観光、鳥取への需要も集まる列車です。1日およそ3往復と本数がごく限られるので、まずは乗る列車の時刻を先に押さえるのが計画の絶対条件。ふだんは比較的乗りやすい特急ですが、冬のカニシーズンや、城崎温泉が混み合う連休・年末年始には指定席が埋まりやすくなります。繁忙期は、はまかぜと宿を早めに押さえておくと安心です。

発売開始と予約方法

取りやすさのコツ

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1日3往復かぁ、行き帰りの時間だけは絶対に先押さえやな。でも山越えて海に出るこのルート、一度は乗ってみたいぞ!

よくある質問

Q. はまかぜにグリーン車はありますか?

はまかぜは、グリーン車のない普通車のみのキハ189系で運行されるのが基本です。座席は指定席と自由席が設定されます。本数が限られるため、確実に乗りたい列車があるなら指定席を選んでおくと安心です。編成両数はカニのシーズンなどにのびることもあります。最新の座席区分・編成は公式情報でご確認ください。

Q. 城崎温泉へ行くなら、はまかぜとこうのとり・きのさきのどれがいいですか?

城崎温泉へは、大阪発なら福知山線経由のこうのとり、京都発なら山陰本線経由のきのさき・はしだてのほうが本数が多く、乗りやすいのが一般的です。はまかぜは姫路から播但線を回るぶん本数はごく限られますが、城崎温泉の先の香住・浜坂・鳥取まで一本で行けるのが強み。目的地が城崎温泉までなら本数の多い列車、その先の但馬海岸や鳥取までならはまかぜ、と使い分けるのがおすすめです。詳しくは城崎温泉へ列車で行く旅のコラムもあわせてご覧ください。

Q. はまかぜは全部の列車が鳥取まで行きますか?

いいえ。はまかぜの多くは大阪〜浜坂の運転で、鳥取まで直通するのは1日およそ1往復程度が目安です。鳥取砂丘へ乗り換えなしで向かいたい場合は、鳥取発着の列車を選ぶ必要があります。行き帰りとも本数が限られるので、鳥取まで乗り通す旅は、時刻の確認をとくに念入りにしておくと安心です。京阪神から鳥取へは、智頭急行経由のスーパーはくとという別ルートの特急もあります。

関連情報

本ガイドは2026年9月時点の情報をもとに作成しています。 ダイヤ改正・車両運用変更・運休等の最新情報は、運行会社の公式サイトをご確認ください。