えちごトキめきリゾート雪月花完全ガイド|上越妙高〜糸魚川の停車駅・午前便と午後便・食事コースと予約、山と日本海を一度に走るえちごトキめき鉄道の観光列車の乗り方

最終更新: 2026年10月 / カテゴリ: 路線詳細 / 観光列車

雪月花 停車駅と乗り方

💡 まずはここだけ!3つの要点

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雪月花って名前、旅館か日本酒の銘柄やと思ってたわ...まさか真っ赤な列車のことやったとは

雪月花は、新潟県の上越地方を走るえちごトキめき鉄道(トキ鉄)の観光列車です。正式名は「えちごトキめきリゾート雪月花」。妙高山のふもとから日本海の海岸まで、大きな窓の2両で山と海の両方を見せてくれます。この記事では、停車駅とルート、座席、食事、予約のしかた、沿線の旅を順に解説します。

ご注意: 本記事の情報は2026年10月時点のおおよその目安です。 雪月花は毎日運行の列車ではなく、運転日・運行区間・停車駅・食事の内容が時期によって変わります。特に冬期(2026年12月中旬〜2027年2月)は運行区間・時刻が異なると案内されています。 実際の運転日・時刻・料金などは えちごトキめき鉄道「雪月花」公式サイト 等の公式情報で必ず最新の内容をご確認ください。 ※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

糸魚川へ行くのに、まず山へ登る列車

上越妙高駅は、北陸新幹線の駅です。ここから糸魚川へ向かうなら、ふつうは北へ下って直江津に出て、海沿いを西へ進みます。ところが雪月花の午前便は、上越妙高を出るといったん反対の南へ、妙高山のほうへ坂を登っていきます。

途中の二本木駅は、坂の途中で線路が折り返すスイッチバックの駅。そこから標高を上げて妙高高原駅まで行き、折り返して坂を下ります。出発からおよそ1時間あまりで、さっき出発した上越妙高を通り過ぎ、直江津からは日本海に沿って糸魚川へ。遠回りに見えますが、これがこの列車の狙いです。一度の乗車で、妙高の山並みと日本海の両方を見せるために、わざわざ山を往復しているのです。

雪月花のデビューは2016年4月。2015年3月の北陸新幹線開業でJRから切り離された信越本線・北陸本線を引き継いで、トキ鉄が生まれた翌年のことです。トキ鉄は、山側の妙高はねうまライン(妙高高原〜直江津)と、海側の日本海ひすいライン(直江津〜市振)という性格のまったく違う2本の路線を持っています。その両方を一本の列車でつなぐのが雪月花で、2026年は運行開始から10周年の節目にあたります。

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目的地と逆方向に走り出す観光列車って、最初はちょっと不安になりそうやな。でも山も海も両取りできるなら、その遠回りは大歓迎やわ

運行会社と運行区間

電車ではなくディーゼルカーなのには理由があります。日本海ひすいラインの途中には、電気の方式が直流から交流に切り替わる区間があり、その両側を通して走るには、電気に頼らない車両のほうが都合がよいためです。

主な停車駅(2026年9月〜12月上旬の通常便)

午前便: 上越妙高 → 二本木 → 妙高高原 → 直江津 → 筒石 → 糸魚川

午後便: 糸魚川 → 筒石 → 直江津 → 二本木 → 妙高高原 → 関山 → 上越妙高

午前便は上越妙高を午前中に出て、糸魚川に昼過ぎに着きます。午後便は糸魚川を昼過ぎに出て、夕方に上越妙高へ戻ります。乗れるのは原則として始発駅からですが、午前便は妙高高原からの乗車、午後便は妙高高原・関山での降車も案内されています(途中駅でも料金は同じ)。各停車駅では数分〜20分ほど停まり、ホームに出て景色や駅の雰囲気を味わえます。

停車駅と時刻は時期によって変わり、夏期(7月〜9月中旬)と冬期は時刻や運行区間が異なります。最新の時刻は えちごトキめき鉄道「雪月花」公式サイト のパンフレットでご確認ください。

上越妙高〜直江津〜糸魚川の列車の走行を地図で見る

北陸新幹線と並んで走る、トキ鉄の山の路線と海の路線のまわりを、地図上のシミュレーション表示で確認できます。

マップを開く →

車両と座席 — 窓そのものが主役の2両

外観は、雪景色にも田んぼの緑にも映える深い赤。デザインを統括したのは建築家の川西康之氏で、2017年には鉄道友の会のローレル賞、2025年には海外の鉄道デザイン賞であるブルネル賞の奨励賞を受けています。いちばんの特徴は窓で、国内最大級の大きさのガラスが車体の側面いっぱいに並びます。座席の向きも、窓の外の景色を中心に決められています。

号車ごとの構成

号車つくり向いている人
1号車日本海側・妙高山側を向くラウンジ形式の座席とボックス席。先頭の展望ハイデッキは乗客全員が利用できる1人旅・景色を広く眺めたい人
2号車大きなテーブルを囲むレストランカー形式の座席。原則2名以上で予約2人旅・家族やグループ
2号車 展望ハイデッキ席運転士の頭越しに前方の景色を独り占めできる、最大4名の特別席記念日の旅・前面展望を味わいたい人

1名で予約した場合は原則1号車となり、相席になることもあります。2号車の展望ハイデッキ席はグループごとに別料金が必要です。車内には新潟の地酒やワイン、ソフトドリンク、オリジナルグッズを扱う「さくらラウンジ」があります。

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運転士さんの頭越しに前を独り占めって、子どもの頃に一番前の窓にへばりついてた自分が泣いて喜ぶやつやん。アラフォーになっても欲しいもんは変わらんな

食事 — 沿線の名店が料理を積んでくる

雪月花の旅行代金には、車内での食事が含まれます。料理を手がけるのは上越・糸魚川の料理店で、2026年秋のパンフレットでは次の4つのコースが紹介されています。どのコースになるかは運転日や便によって決まり、内容も季節で変わります。

どのコースにも、上越市高田の菓子店がつくる「雪」「月」「花」の3種の小さなスイーツが共通でつき、乗車時にはスパークリングワイン(ノンアルコールも選べる)のウェルカムドリンクが出ます。持ち込めるのは水・お茶と、上越妙高駅・直江津駅で買った駅弁に限られる点や、アレルギー対応の代替メニューがない点には注意が必要です。

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駅に停まってる間に釜めしを炊き上げるって、発想がもう料亭の出前の域を超えてるわ。直江津の停車時間、ずっと匂いだけで白飯いけそう

予約のしかた — きっぷではなく「旅」を買う

雪月花は駅の窓口できっぷを買う列車ではありません。乗車と食事がセットになった旅行商品として、えちごトキめき鉄道が販売しています。予約の流れと注意点をまとめます(2026年10月時点)。

発売開始と予約方法

知っておくと得すること

通常便のほかに、特別運行が組まれることもあります。2025年12月には旧北陸本線の3社をまたいで金沢まで乗り入れ、2026年11月8日にはJR大糸線の糸魚川〜南小谷を走る企画が発表されています。こうした便は通常便と予約方法や料金が異なるため、それぞれの案内でご確認ください。

着いてからの旅 — 上越・妙高・糸魚川

雪月花の沿線には、城下町、温泉、海の町が並びます。列車の前後にどこへ寄るかで、旅の色が大きく変わります(所要は2026年10月時点の目安です)。

上越・妙高高原・糸魚川の宿を、料金やポイントで見比べて探すなら(※ 列車の運転日もあわせてご確認ください)

楽天トラベル じゃらんnet

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高田で桜、糸魚川でヒスイ探し、締めは赤倉温泉でぬくぬく。雪月花の前後で一泊ずつしたら、上越をしゃぶり尽くせるぞ!

次に北陸新幹線で上越妙高を通るとき

東京から北陸新幹線で金沢方面へ向かうと、長野、飯山を過ぎると上越妙高に停まります。新幹線はそこから糸魚川まで、トンネルの多い区間をわずか十数分で走り抜けていきます。

同じ上越妙高から糸魚川まで、雪月花は2時間半あまりをかけて、一度山へ登り、坂を下り、海に出て、トンネルの中の駅にまで寄り道します。新幹線が最短距離で結んだ区間を、いちばん遠回りに走る列車。次に上越妙高を通るとき、ホームの向こうに赤い2両が見えたら、それが山と海をまとめて見せるために、わざわざ逆方向へ走り出す列車です。

前後に泊まりを入れるなら、楽天トラベルなどで先に上越や妙高高原の宿の目星をつけ、雪月花の運転日と組み合わせていくと計画が立てやすくなります。

よくある質問

Q. 雪月花は毎日走っていますか?

いいえ。土休日を中心に運転され、運転日は時期によって変わります。公式サイトの運転日カレンダーやパンフレットで確認し、乗れる日を旅程の軸にするのが確実です。

Q. 食事なしで乗ることはできますか?

雪月花は食事つきの旅行商品として販売されており、基本は食事込みです。乳幼児の食事なしの扱いなどは、お問い合わせセンターへの電話で確認するよう案内されています。

Q. 青春18きっぷやJRのきっぷで乗れますか?

乗れません。雪月花は旅行商品として予約・購入する列車で、トキ鉄の路線もJRではありません。予約は公式のネット予約から行います。

Q. 往復で乗ることはできますか?

片道ごとの予約が基本で、午前便と午後便をそれぞれ予約すれば往復も可能です。ただし午後便は糸魚川発なので、午前便で糸魚川に着いてから昼過ぎの午後便まで、乗り換えの時間は長くありません。片道を雪月花、もう片道を北陸新幹線にする組み立てが一般的です。

Q. 東京からはどう行けばよいですか?

北陸新幹線(はくたか)で上越妙高まで行き、午前便に乗るのが基本です。上越妙高までは東京からおおよそ2時間。午後便に乗る場合は、新幹線で糸魚川まで行ってから乗り、上越妙高から新幹線で帰る組み立てになります。

関連情報

本ガイドは2026年10月時点の情報をもとに作成しています。 運転日・ダイヤ・停車駅・食事・料金などの最新情報は、運行会社の公式サイトをご確認ください。